トークイベント
「都市開発と映画」
@六本松蔦谷書店 アートスペース

映画を通して考えるわたしたちの〈都市〉と〈コミュニティ〉

トークイベント「都市開発と映画」

2022年10月18日(火) 18:45 開場/19:15 開演
六本松 蔦屋書店 アートスペース
観覧無料 (着席先着25名、立見可)

事前ご予約をご希望される方は、info@asianfilmjoint.comへ以下項目を記入のうえご連絡ください。(タイトルに「10/18蔦屋イベント参加希望」とご記載のうえ、お名前・ご連絡先・人数をご記入ください)

Asian Film Joint 2022では、今年のテーマである「場に宿るもの」のもと映画を通じて自分たちの現在地を見つめる対話や交流の機会を展開します。
本イベントではAsianFilmJoint2022で上映予定のプログラム(福岡県宗像市日の里を舞台にした2002年のドキュメンタリー映画『ヒノサト』を含むプログラム① 【 〈風景〉に宿るもの|飯岡幸子】そして大きな再開発が進行するアジアの都市や人々のようすを捉えた作品群からなるプログラム③④【都市開発と映画|タイ・シンガポール】)を対象としたトークを展開します。
ゲストに地元福岡で活動する各分野の当事者とともに、映画を通じて “自分事”目線の〈都市〉や〈コミュニティ〉を考え、対話を重ねていきます。

(主催:Asian Film Joint 協力:六本松 蔦屋書店)

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吉田 啓助

吉田 啓助
(「ひのさと48」共同リーダー/東邦レオ株式会社ディレクター)
1978年生。2001年東邦レオに入社。2012年に集合住宅の植栽管理とコミュニティー形成をサービスにしたGreen ×Town事業を立ち上げる。2018年から団地再生事業に取り組み、2020年に福岡県 宗像市日の里団地の再生プロジェクト「さとづくり48」の共同リーダーに就任。現地に住み込み、コミュニティデべロップメントに取り組む。

黒瀨 武史

黒瀨 武史
(九州大学大学院 人間環境学研究院 教授)
1981年生。日建設計都市デザイン室、東京大学大学院助教、九州大学大学院准教授を経て、2021年より現職。専門は都市デザイン・都市計画、なかでも工場跡地の再生や人口減少都市の再生、都心部の民有の公共的空間を近年の研究テーマとする。著書に『米国のブラウンフィールド再生(単著)』『アーバンデザイン講座』(共著)などがある。

三好 剛平

【聞き手】三好 剛平
(Asian Film Joint /三声舎 代表)
福岡を拠点に文化芸術にかかわるプロジェクトの企画・運営、執筆などを行う。2015年より4年間アジアフォーカス・福岡国際映画祭の関連企画としてアジア映画の商談会「ネオシネマップ福岡」を運営。2021年より「Asian Film Joint」立ち上げ。第1回目の「アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督特集」に続き、この10月より第2回目を開催。

トークイベント
「監督どうしの再会雑談」
@六本松蔦谷書店 アートスペース

マーク・チュア&ラム・リーシュエン × 宮崎大祐

トークイベント「監督どうしの再会雑談」

2022年10月25日(火) 18:45開場/19:15開演
六本松 蔦屋書店 アートスペース ※事後アーカイブ配信を予定
観覧無料 (着席先着25名、立見可)

事前ご予約をご希望される方は、info@asianfilmjoint.comへ以下項目を記入のうえご連絡ください。(タイトルに「10/25蔦屋イベント参加希望」とご記載のうえ、お名前・ご連絡先・人数をご記入ください)

アジアの映画仲間どうしを接続(joint)するAsian Film Joint ならではの特別トーク。昨年に続いて「監督どうしの〜」シリーズ第2弾をお届けします。

Asian Film Joint 2022に『セントーサ、地球最後の日』を出品した監督マーク・チュア&ラム・リーシュエン。そして昨年、Asian Film Joint 2021 フォーラムに参加した宮崎大祐監督。彼らは、宮崎監督がシンガポールで制作した2017年作『TOURISM』でコラボレーションして以来の友人どうしです(マーク&ラムは同作に、自身たちのミュージシャン名義「ARE」としてバンド演奏シーンに登場しています)。

本トークでは、来福してくれたマーク&ラム監督へオンラインでご出演の宮崎監督から、新作『セントーサ、地球最後の日』への感想を皮切りとして、互いの活動の近況報告などを交換し合うリラックスした公開トークをお届けします。

(主催:Asian Film Joint 協力:六本松 蔦屋書店)

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マーク・チュア & ラム・リーシュエン

マーク・チュア & ラム・リーシュエン
(映画監督)
シンガポールを拠点に、映画や音楽を手がける制作スタジオEmoumieを2人で運営。2019年に発表した長編第2作『Revolution Launderette』は第30回シンガポール国際映画祭をはじめ世界各国の映画祭で上映。最新短編『セントーサ、地球最後の日 A Man Trembles』は、2021年シンガポール国際映画祭で最優秀東南アジア監督賞を受賞した。

宮崎 大祐

宮崎 大祐
(映画監督) ※オンラインご出演
2011年、初の長編作品『夜が終わる場所』発表。2013年には英国で「今注目すべき七人の日本人インディペンデント映画監督」に選出。同年参加したアジア四ヶ国のオムニバス映画『5TO9』は、中華圏のアカデミー賞こと台北金馬国際影展などに出品。以降も『大和(カリフォルニア)』『TOURISM』『VIDEOPHOBIA』を発表。近作に神奈川県大和市出身の監督自身が企画を務め、5人の監督と同市を舞台にした5つの物語を紡いだオムニバス映画『MADE IN YAMATO』など。

三好 剛平

【聞き手】三好 剛平
(Asian Film Joint /三声舎 代表)
福岡を拠点に文化芸術にかかわるプロジェクトの企画・運営、執筆などを行う。2015年より4年間アジアフォーカス・福岡国際映画祭の関連企画としてアジア映画の商談会「ネオシネマップ福岡」を運営。2021年より「Asian Film Joint」立ち上げ。第1回目の「アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督特集」に続き、この10月より第2回目を開催。

上映後アフタートーク
@福岡市総合図書館 映像ホールシネラ

10月21日[金]プログラム③18:30―
上映終了後 ※オンライン
トゥンラポップ・セーンジャルーンココナッツの見える部屋から
アナンタ・ティタナット&アビチョン・ラタナバヨンスカラ座
【聞き手(ゲスト)】福冨渉(翻訳家・タイ文学研究)
10月22日[土]プログラム⑥11:00― 上映終了後
神保慶政オン・ザ・ゼロ・ライン 赤道の上で憧れ
10月22日[土]プログラム②18:00― 上映終了後
草野なつか王国(あるいはその家について)
10月23日[日]プログラム⑤11:00― 上映終了後 ※オンライン
グエン・チン・ティ風景シリーズ#1世界認識の方法
10月23日[日]プログラム①15:00― 上映終了後
飯岡幸子ヒノサト春原さんのうた
10月28日[金]プログラム④18:30― 上映終了後 ※オンライン
ルーシー・デイヴィス{鳥のうた}緑のかげ
タン・ビーティアムチョンバル・ソシアル・クラブ
10月29日[土]プログラム⑦15:00― 上映終了後 ※オンライン
国家電影及視聴文化中心 黃慧敏 Teresa Huangアーカイブ・タイム

※イベントの実施は変更になる場合があります。

「世界視聴覚遺産の日」
特別イベント

2022年10月29日[土]

11:00–
福岡市フィルムアーカイヴ 施設見学ツアー
(限定先着30名/要申込み/参加無料)
15:00–
プログラム⑦「アーカイブ・タイム」上映
上映終了後、《國家電影及視聽文化中心》とのオンライントーク(予定)
18:00–
プログラム⑧「空山霊雨〈デジタル修復版〉」上映

11:00–の施設見学ツアーにご参加希望の方は、お名前・お電話番号・メールアドレス・参加人数をご記載のうえ以下までお申し込みください。予定人数に到達次第、受付は終了します。

[申込先]
Asian Film Joint 2022(担当:三好)
info@asianfilmjoint.com

申込者数が定員に達したため、施設見学ツアーの受付を終了いたしました。

※上映プログラムの鑑賞には、それぞれ観覧料(1,000円)が必要です。フリーパス券(4,500円)もご利用いただけます。

福岡市フィルムアーカイヴ

福岡市フィルムアーカイヴ

福岡市フィルムアーカイヴは1996年、映画フィルム等の映像資料の収集・保存、調査・研究、公開等を行う施設として、福岡市総合図書館内に設置。現在では3,000タイトル以上のフィルムが収蔵されており、日本に2つしかない国際フィルムアーカイヴ連盟(FIAF)加盟施設として活動を続けている。収蔵作品はアジア映画や日本映画、福岡の郷土映像資料などを中心としており、なかでもアジア映画は映画祭の上映作品からの収蔵を続けてきたことで、質・量ともに充実。ここにしかフィルムが残存していない作品もある。近年、厳しい予算状況のなかでも、映画祭を機にアーカイヴを訪れ信頼関係を結んだアジアの映画人たちと地道な交流を続け、各国から貴重なフィルム群の寄贈を集めるなどして活動を重ねている。